ChatGPTとマイクロソフト ~ AI進化の波が到来

はじめに

マイクロソフトがOpenAIに対して100億ドルの投資をするそうです。ChatGPTを含むAI進化の波が到来していると言えそうです。

マイクロソフトがOpenAIへ「1.3兆円投資」のワケ、ChatGPTで対グーグルとOffice強化

論文執筆やコーディングを含め、さまざまな質問に答える能力を持つAI「ChatGPT（チャットGPT）」。この人工知能（AI）を開発したOpenAI（オープンAI）に対し、マイクロソフトなどが100億ドル（約1.3兆円）の巨額投資を行う。マイクロソフトは2019年に10億ドルを投資し、すでにOpenAIのAIをOffic...

www.sbbit.jp

AI進化の波

これにより、Teams PremiumにAI機能が追加されたり、BingにGPT-4が搭載されたりといった進化が見られます。

「ChatGPT」の言語モデル活用の「Teams Premium」が提供開始

マイクロソフトは、有料プラン「Teams Premium」の一般提供を米国で開始したと発表した。

japan.zdnet.com

MicrosoftがChatGPTより高速なGPT-4を検索エンジンのBingに搭載へ

OpenAIと長期的パートナーシップを締結したMicrosoftが、検索エンジンのBingにGPT-4を組み込み、Googleに対抗していく方針であることが報じられています。

gigazine.net

ChatGPTだけ見ても将来非常に楽しみです。マイクロソフトの製品やサービスは、このようなAI機能を取り込んでどのように進化するのか？それが今から期待されます。

Google社もこの発展を見逃すことはないでしょう。実際、Apprentice Bardというものを開発中というニュースがありました。競争があるのは良いですね。

GoogleはChatGPTのような新型チャットボット「Apprentice Bard」をテストしている

GoogleがAIを搭載した新しいチャットツールをテストしていると報じられました。Googleは人間との自然な対話が可能なチャットAI「ChatGPT」の登場に「コード・レッド」を宣言しており、Googleの競合になりかねない製品の登場に危機感を示しています。

gigazine.net

このようにAIによるアシスト機能の進化が急激に進んできていることを考えると、今後も大きな変革が起こる可能性が高いと言えます。

終わりに

OpenAIに関してはWeekly OCHIAIの以下の動画が非常に面白かったです。今年はどれだけAIの活用が進むのかワクワクします。

生成AI「ChatGPT」と日本の新たな可能性

質問を入力すると会話形式の文章で何でも答えるChatGPTに、テキストから高度な画像を生成するDALL·E 2。いま世界で注目されている"生成AI"を開発し、一般公開しているのが、アメリカの『OpenAI』だ。Google Brainから移籍し、現在はChatGPTチームで強化学習リーダーを務めるシェイン･グウ氏による...

newspicks.com

2023-02-06 追記

ChatGPT Plusが発表されていました。月額$20のサブスクです。

Just a moment...

openai.com

有料プランに課金することで以下のような機能の提供を提供予定とのこと。

• ピーク時でもChatGPTへの一般的なアクセスが可能
• より速い応答時間
• 新機能や改善点への優先的なアクセス